小学生のおこづかいはいくら?浪費家にさせないための”早期お金教育”

  • URLをコピーしました!

※この記事はプロモーションを含みます。

こんにちは、risukoです。
小学2年生の子どもがいます。

最近子どもにおこづかいをあげるべきかどうかを悩んでいます。
小学校低学年のお子さんがいらっしゃる方、おこづかいをあげていますか?

あげる場合には金額や与え方、おこづかいで買うものの範囲などをどう決めるべきか、
あげない場合には、必要な物、欲しい物をどの程度買い与えるかなどについて
方針を決めておかないとなりませんよね。

おこづかいをあげるのならば、健全な金銭感覚を育て、お金に困らない大人になって
くれるよう「お金の教育」とセットで与えたいものです。

子どもに渡すおこづかいについてじっくり考えてみようと思います。

【スポンサーリンク】


目次

子どもへのおこづかいの与え方を試行錯誤

子どもにおこづかいを与えるかどうかを考え始めたのは小学校入学のタイミングでした。
でも結局きちんとルールを決めておこづかいを渡さないまま一年が過ぎてしまいました。
この期間に子どもたちのことを観察していて、おこづかいをあげないことで
よからぬ傾向が見えてきました。
①お金のしくみが理解できない
②計算が不得意になる
③欲しいものは親や祖父母にねだれば買ってもらえると思っている
④父親が会社に何しに行っているのかわからない
⑤物を大切にしない、片づけもしない

以上が代表的なよからぬ傾向です。なかでも①お金のしくみが理解できない
ということが分かったときには焦りました。おこづかいをもらっているかどうかはわかりませんが、
同級生たちはほとんどが自分で買い物をした経験があり、算数で習う場合は3年生の足し算・引き算相当の
計算を暗算でさらりとやってのけてしまう子もいるのです。
計算ドリルを何枚やらせるよりも実体験でお金の勘定をさせる方が計算能力は身に付きますね。

公園に出かける前にスーパーで300円を渡し、好きなお菓子をこれで買えるだけ買っていいよ!
と言うことから始めました。子どもはおつりという概念を知らず、お菓子ももらえて、お金も増えた!
と言って喜んでいる状態。前途多難のおこづかい教育がスタートしました。

しばらくこんな感じでお買い物体験をさせながら、おもちゃのお金を使ってお買い物ごっこをしていました。
すると子どももお金を持てば、好きな物が買える!ということに
気づき、おこづかいを欲しがるようになったのです。

ときどき祖父母がくれる2000円とか3000円の大金さえも自分の懐にしっかりしまい込んで、
渡そうとしません。「自分のお金だから何を買ってもいいでしょう?」と言い張り、もらったお金を
一日で使い切った日もありました。買ったものと言えば、シールやノート、鉛筆キャップ、練りけし、
キーホルダーなど。1週間もしないうちに飽きてどこかにいってしまったものばかりです。

これではいけないと思い、次の手として、祖父母にお金ではなく、図書カードでおこづかいを
くれるように頼んだのでした。”何か買い物がしたい熱”が出たときには書店へ
連れて行き、好きな本を買わせるようにしました。ちょうど「子どもを本好きにさせる作戦」を実行中だったこともあり、効果がありました。しかし、効果があったのは本好きにさせる方の作戦であって、
おこづかい教育ではありません。

本以外のお菓子、おもちゃ、文房具を激しくねだるようになってしまいました。
これら必需品に関して、どこまでが必要なもので、どこからが嗜好品の範疇に
入るのかの線引きは難しいですよね。

やはりきちんとルールを決めておこづかいを渡さなければいけないと決意しました。

小学生のおこづかい事情をリサーチ

まずは小学校低学年の子はおこづかいをどのくらいもらっているのでしょうか?
調べてみると以下のようなサイトにたどり着きました。
詳しい調査結果に興味がある方はリンク先をご覧になってくださいませ。

参考にすべきポイントは以下4つでした。
【参考】子どものくらしとお金に関する調査(2015年度調査):金融広報中央委員[ul type=”bd” icon=”check” title=”point”]小学校低学年の7割強がおこづかいをもらっている
小学校低学年はおこづかいをときどきもらうことが6割近い、月1回は1割強
小学校低学年はおこづかいをときどきもらう場合100円程度が最も多い
小学校低学年はおこづかいを月1回もらう場合500円程度が最も多い
[/ul]
小学校低学年の場合は、おこづかいをもらっている子の方が多くて、
月1回の場合は500円程度、ときどきの場合は1回100円程度というのが主流。
ときどきというのは月5回程度で総額は500円程度にすればいいのでしょうか。

なるほど、金額については目安ができました。しかし、おこづかいの与え方について
まだ考えなくてはいけないことがあります。

【スポンサーリンク】


子どものおこづかいは定額制と報酬・褒賞制のどちらがいいの?


おこづかいの与え方として主に2つの方法があるようです。

定額制

月に1回、週に1回など、おこづかい日と金額を設定して渡す方法です。
ママ友数人に尋ねると、この方法でおこづかいを渡している方がほとんどです。
メリット…おこづかいの使い方に計画性が出る。
デメリット…お金は自動的にもらえるものだと思い込む。
おこづかいで買う物と必需品として買ってあげる物を区別するのが厄介。

報酬・褒賞制

お手伝いをしたらお金を渡す方法や成績に応じてご褒美としてお金を与える方法。
以前、中国人の友人から聞いた話では、中国の都市部では子どもへのプレゼントは
誕生日やクリスマスなど記念日に買い与えるのではなく、成績がよかったときに贈るのが主流という
ことでした。良し悪しは別として、小学生の頃からこんな習慣のなかで育つ中国の子たちと
肩を並べて競っていくことになるであろう日本の子どもたちの将来が少し不安です。
メリット…労働の対価としてお金がもらえるという仕組みを
理解できる。兄弟姉妹がいる場合などは競争心が育ち勉強も頑張る(かもしれない)。
デメリット…家族のために無報酬でお手伝いすることが
無意味に思えてしまう、損得ばかりを気にする子になってしまう。成績至上主義になってしまう。

我が家のおこづかいの与え方

年の近い兄妹がいるということもあり、競争心を煽るようなおこづかいの与え方は
不仲の原因になりそうだと思いました。よって定額制を主軸に、ときどきサプライズとして
ご褒美をあげることで、お手伝いや勉強のモチベーションアップに
つながればいいなと考えています。
しかし、もうひとつ解決しなくてはいけない問題があります。

定額制のおこづかいで買う物の範囲についてです。
月1回500円と決めたとします。
これでは本1冊も買えません。では、本はおこづかいで買う範囲外として
適宜、親が買い与えるのかどうか悩みどころです。
こんな具合に文房具や雑貨、お菓子、飲料、衣類、靴、バッグなども
おこづかいで買う物と親が買ってあげるものの区別が難しい。

いっそ、おこづかいの金額を3000円くらいに上げて、ほぼすべてを
自分でやり繰りさせるべきか。でも低学年にそこまでさせるのは厳しいですよね。

結論は、月1回500円の定額制にして、お年玉などの臨時収入ももたせて
親が必要と判断したもの以外はすべてやり繰りさせるようにしようと考えています。
この方法でうまくいくかどうか、また後日ご報告しますね。

小学生の金銭感覚を養うために、おこづかい帳をつけよう!

参考:知るぽると「おこづかい帳」

せっかくおこづかい教育をするのなら「おこづかい帳」をつけさせようと思います。
自分が購入したものを書き出すことで自分の行動を振り返って内省する習慣が
つくといいかなと思います。これは私自身にも言えることです。家計簿をつけて
自分自身をしっかり反省せねば!

無料ダウンロードのおこづかい帳もありますし、子どもが気に入ったノートを買って気分を
高めるものいいですね。お金の管理がとても上手は友人に話しを聞くと、
小学生の頃からおこづかい帳をしっかりつけていたという人が多いです。
幼い頃からの習慣って本当に大切ですね。

お金の早期教育は重要

先ほどの「小学生のおこづかい事情」の参考にしたサイト内に
金融広報アドバイザーの方が金銭教育について語っているコラムがあります。
「金銭感覚は子どものうちからでないと育たちにくい」
と述べているのが印象的でした。確かに浪費家、お金に無頓着に育ってしまってから
改めようと思っても難しいと思います。
おこづかい教育頑張りましょう!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

【スポンサーリンク】


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次