公文に通わずに計算力を高める算数勉強法【小学校低学年の場合】

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こんにちは、risukoです。
小学生の子ども2人を育てています。

小学生のお子さんがいらっしゃる方にお聞きしたいと思います。
お子さんは塾に通っていますか?

この質問をすると私の周りの方はほんんどがYESなのです。
そして、小学校低学年のお子さんの場合は、ほとんどの方が公文に通っているとおっしゃっています。

【日本国内】学習者155万人、教室数1万6,300、指導者1万4,500人
参照:公文式HP
テレビCMも流れ、お友だちの多くも通っているとなると気にせずにはいられない存在ですよね。

公文式についてはいろいろな意見が聞かれ、関連する書籍なども出版されています。
我が家も入会について資料を取り寄せ検討しましたが、結局入会していません。

でも、完全なるアンチ公文派ではないのです
今回は算数に的を絞って公文を選ばず家庭学習を進めている状況、
そして小学1年生から進学塾に通わせている理由などに触れてみたいと思います。

学習方針についてはご家庭の考え方やお子さんとの相性があるので、他人の意見は参考程度にも
なるかどうかはわかりません。でもこんな考え方もあるのね、くらいに読んでいただけたら
幸いです!

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目次

小学生の読み・書き・計算の基礎学力は不滅

詰め込み式の教育や大量のプリントを反復して行う無味乾燥な勉強、過度な先取り学習などへの
批判がされるようになって主体的な学び、アクティブラーニングが取り入れられるようになりました。
我が子の通う小学校もまさに主体的な学びを重視し、子どもたちが自発的に気づきを得て
考えさせる、周りと協働して問題を解決するという教育を実践しています。

でも、基礎学力はとても大事だと思います。
現実的には進学問題がありますし、基礎がないところでは大きな飛躍、創造性豊かな活躍は
望めないと思うのです。それから何事においても大成するためにはコツコツと地道に努力する
姿勢は欠かせません。好きなこと、興味があることだけに没頭して突き進むにはまだ早い年齢でも
あるので広く学び、苦手だと思うことにもある程度は我慢しながら
訓練していくということが必要だと考えています。

なので、読み・書き・計算と言われる昔からの基礎学習、反復学習はしっかり行うべきだと思います。

公文式で鍛えられるのは、計画性、学習習慣、忍耐力


公文式については賛否両論ありますね。
私は以前に「東大生の3人に1人は公文式に通っていた」という本を読みましたが、
自分の感覚としても高学歴の知り合いの方で公文式に通っていたという方は多いと感じました。

メリット①
計算力が盤石になる…圧倒的な演習量をこなす、反復することで苦手な分野をなくす
メリット②
スピードが出る…公文式では時間を意識して演習問題をこなすため、
作業する際のスピードがアップします。

計算力がしっかり身に付き、スピードも出るというのは中学受験を目指している子にとっては
低学年のうちに確実に備えておきたい算数の基礎力だと思います。

デメリット①
詰め込み式の学習(先取り)…子どもが勉強嫌いになる
デメリット②計算力をつけることに偏っている…計算ができるようになっても思考力が育たず、
文章題などが解けるようにならない。

公文式が詰め込みだと批判されるのは、学年相応以上に進んでいる子がに向けられているように
思います。周りとの競争心から無理やり進ませようとしてしまうと子どもは嫌気がさして、
勉強嫌いになってしまうかもしれません。ここが一番心配な点ですね。

でも公文の方針としては反復学習をし、きちんと理解できているかを確認してから
先に進むことを大切にしているようなので、進度が早い子はできる子なのだと思います。
できる子をどんどん伸ばすという考え方は間違っていないですよね。
やっかみ半分で批判される面もあるかと思ってしまいます。

計算力はつくが、文章題など考える力は育たないという点については、
計算力をつけることだけを目的にするという考えでも
いいと思います。計算力しかという言い方もできますが、計算力さえ身に付かず
悩んでいらっしゃる方が多いのが現実だと思います。
また、文章題を解けるようになるためには読解力が育ち、論理的な思考力が
備わってくる10歳以降でないと難しいという説もあります。

低学年のうちは計算力をつけることを中心に学習すれば公文式は効果的なのだと思います。
思考力は年齢相応に取り組めるパズルやカードゲーム、知育玩具のようなものを取り入れたり、
読書することで地道に磨いていくということを考えてもよさそうですね。

さらに公文式の学習で身に付く力としては
学習の計画性…宿題もたくさんあるので最初は保護者が管理しながら計画的に進めることを学べます。
学習習慣…週に1、2回教室に通うこと、宿題を進めることを通して学習習慣が身に付きます。
忍耐力…低学年のうちは学校から帰った後も学習しなければならないということ自体が忍耐力を
必要とすることかもしれません。苦痛に感ることでも向き合う姿勢ができるように思います。

公文式に対してかなり好意的な意見を述べさせていただきました。
でも、我が家は公文式には入会しませんでした。
なぜかというと次のような理由のためです。

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それでも公文を選ばなかった理由

公文式に入会しなかったのは他にも習い事や進学塾に通っていたため時間的にも金銭的にも余裕が
なかったためです。そして一番大きい理由は私が公文式のメリットだと考える
ポイントをふまえて家庭学習を行えば効果が得られるのではないか
と考えたからです。

教室に通って先生に指導してもらう、頑張っている仲間と競い合う環境というのは
家庭学習で親が教えるのとはくらべものになりませんが、
圧倒的な演習量をこなし計算力をつける、スピードを出すことを目的にするのならば
近づけることはできるのではないかと思いました。

公文に通っていないことが心配の種になっていましたが、家庭学習を毎日行うようにしたことで
安心できました。習いごとや進学塾についても退会を考えずに楽しめるようになったのです!

ここで、進学塾に一年生から通っているの?公文式について迷う必要はないんじゃないの?
と思われる方がいらっしゃると思います。

中学受験を意識して教育熱心なご家庭では小学校低学年から進学塾と公文式を併用している場合
が多いようなのです。私も最初はびっくりしましたが、この2つは別ものなのです!

理数系に特化した専門塾で課された家庭学習


我が家は算数学習に力を入れている進学塾に一年生から通っていますが、ここでの学習は
学校の勉強とも公文式の学習とも違うことを行っています。

よく低学年から進学塾は必要ない、生徒の囲い込みのために開校しているだけのクラスなので
ムダだとういう意見を聞きますが、確かに中学受験にも直結しない内容だと
思います。でも意味がない学習ではないと思っています。

どちらかというと算数や国語の教科に対して純粋に興味をもつような、
知的好奇心を引き出すような時間を提供してくれるところだと思うのです。
思考力をじわじわとつけていく、達成感を味わう、チャレンジ精神を養うなどの
効果が期待できるのです。

その進学塾から家庭学習として進めるように指導されたのが、公文式で行っているような
計算力をつける学習です。毎日決まった量の計算問題を時間を測って行うということです。
進度は過度な先取りはしないけれども一学年先までは進んでいいということになっています。

そして先に進んでもいいけれど、ときどきは戻って復習をするようにも言われています。
3年生くらいまでは計算力を徹底的に鍛えておくと中学受験においても
かなりのアドバンテージになる
ということと、抽象的な概念を
よく理解できるようになるのは4年生以降なので
文章題などは中学年後半以降から
取り組む方が効率的だというのです。

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『くもんドリル』で盤石な計算力と学習習慣・忍耐力をつける


公文式には入会しませんでしたが、計算力をしっかりつけるべく家庭学習でドリルを進めています。
使用しているのは『くもんドリル』です。毎日4ページは進めるように計画しています。
1枚終わらせるためにどのくらいかかるのか、時間を測って記録します。時間を測ることで、
スピードに対して意識するようになるのだと思います。昨日と比べて早い、遅いなどということには
こだわりませんよ。進度は、2年生の我が子は3年生の範囲までは進み、また戻るなど反復します。

『くもんドリル』は問題数も多く、繰り返し復習できるような構成になっているので
公文式の教材にも近いのかなと思っています。
親はたいへんですが、公文式の教室に通えないという場合は『くもんドリル』でも
それなりに効果を上げることができるのではないかと思って進めています!

基本の家庭学習が最も大切

昔読んだ子育て本に書いてあった一文が忘れられません。

「自分の子よりも少しだけできる子がいたら、その子の親は10倍以上手をかけているはず。
目に見える差は今は小さいかもしれないけれど積み重なって大きな差になる」

大きな声では言えないような本音が書かれていて面白かったのですが、この一文は
グサリと刺さりました。公文式、進学塾、習い事など子ども伸ばすためには何がベストかに
ついて頭を悩ませていましたが、親が関わる総合的な家庭学習が基本ですよね。

子どもが新しいことを習い始めるときには、自分が本当に付き合って一緒に取り組めるかどうかを
考えてから決めることにしました。丸投げ感覚で安易に始めて自分がたいへんになり
子どもも中途半端という習い事はいくつもありました。反省しています。

少しずつでも親が関わり家庭学習を中心に子どもを見ていきたいと思っています。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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