メンズ香水を女性はどう思っている?男の香りはパーソナルブランディングの要

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こんにちは、risukoです。香水好きの40代主婦です。

いきなり質問します。

男性の方、香水はつけていますか?

そして女性の方、香水をつける男性はお好きですか?それとも苦手ですか?

香りの先進国であるヨーロッパなどでは男性の香水は当然ですが、まだまだ日本では男性の香水について保守的な考え方をする方が多いかもしれませんね。

でも若い方を中心に香りにたいしての意識はずいぶんと変わってきたと思います。

さりげなく、軽やかに香水をつけている素敵な男性っていますよね。

香水だけではなく、ルームフレグランスやカーフレグランス、アロマキャンドルなどにもこだわる男性も増えていると聞きます。

「男のくせに、香水?ルームフレグランスだと!」などと思われ方、おいていかれてしまうかもしれません。

今や男性にとって香りにこだわることはパーソナルブランディングの構築に欠かせない一つの戦略とも言えるのです。
もちろん女性にとってもですよ。

それに一緒に過ごす相手に心地よい時間を提供するためにも香りは重要。嫌なニオイで不快な思いをさせるのは礼儀に欠けますよね。

なので香水をつけて身だしなみを整える、部屋や車のなかをフレグランスで快適に演出している男性はとても礼儀正しく、思いやりにあふれているとも言えます。

今回は男性の香水について考えてみたいと思います!

GALLEIDO ガレイド・プレミアム・パルファム

 

目次

香水をつける男性が増えている!

年代別男性の香水事情

20代から30代前半…香水を自然につけこなしている男性が多いようです。

自分の身にまとう香りだけではなく部屋にアロマの香りを漂わせたり、カーフレグランスにこだわったりなど、香りに対しての意識が高いですね。

選ぶ香水は爽やか、軽やかの好感度の高いタイプ、ユニセックス系のあまり男っぽさを出さない香りを好んでいるようです。

30代から40代前半…男性が香水をつけることに関しての抵抗感はない世代ですね。

自分の個性に合う香りを自由に選び香りを楽しんでいるように見えます。

40代後半から50代にかけて…香水をつけている方とつけていない方に分かれるように思います。

好む香りの傾向はユニセックス系ではなくもう少し濃厚な男性的な香り。

体臭を気にしてつけ過ぎてしまうことで逆に香水クサイと思われることがありますが、この匙加減がうまくできる上級者の方は少ないように思われます。

50代後半以降…個人差が大きくなります。香水なんてつけたことがないという方もたくさんいる一方で、年齢的な体臭をうまく隠し、大人の魅力を上手に表現した素敵な香りをつけこなしているお洒落な男性もいますね。

女性たちの本音


男性の香水について女性はどう思っているのでしょうか?

おそらく香水をつけることについては好ましく思っている女性の方が多いと思います。

どの年代の女性でもいい香りのする男性には好印象を抱くはずです。

男が香水をつけるなんてチャラいというイメージを抱く人なんてほとんどいないように思います。

香水をつけるからチャラいのではなく他の要素によってそう思わせる人が香水をつけることでさらによくないイメージを抱かせるのだと思います。

女性が男性のどんなところに惹かれるかというと、第一印象は雰囲気ですよね。

この雰囲気というのはいろいろな要素が組み合わさって「この人素敵かも!」という大小の感動をもたらすことだと思います。

その要素のなかで匂いという嗅覚、聴覚に訴える心地よさは重要なポイントだと思われます。

ただ、香水の選び方、つけ方によってはマイナス効果になる場合も多いので気をつけないといけませんよね。不自然な強い香りは避けましょう。


嗅覚が感情・記憶に深く結びつくメカニズムとは?

ここで、人間の嗅覚について考えてみましょう。

ヒトの脳には大脳新皮質という理性の脳と大脳辺緑系という本能の脳があります。

人間がもつ視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚の五感のうち嗅覚だけが唯一本能の脳と言われる大脳辺緑系が司っていると言われています。

このことから嗅覚は本能に訴えかける感覚だということがわかります。

また次のようなことがわかります。

嗅覚の刺激は本能の脳である大脳辺緑系に伝達されることからある匂いを嗅いだときの情景や感情と一緒に深く記憶されると言います。

そして次にまた同じ匂いを嗅いだときにその香りがインプットされている当時の感情を呼び覚まし、記憶を引き出しよみがえらせるというのです。

“プルースト効果”と呼ばれる現象がありますが、これはフランスの文豪マルセル・プルーストの傑作「失われたときを求めて」の一篇に描かれたマドレーヌを紅茶に浸して口にした瞬間に眠っていた記憶が呼び起こされるという物語の象徴的なシーンに由来して名付けられた現象です。

ある香りを嗅ぐことで昔の記憶や感情が呼び起こされるという嗅覚の特徴を利用した”プルースト効果”はさまざまな場面で用いられているようです。

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今や香りがブランディングに欠かせない理由

ブランド・セントとは

上述の”プルースト効果”は人の感情や記憶に働きかける重要な役割を果たすことから企業やショップなどが積極的にマーケティングに取り入れています。

外資系有名ホテルを訪れた際に、心地よいアロマの香りに包み込まれて夢見心地になった経験はありませんか?

また、お洒落なトレンドショップに足を運び入れると何とも言えないいい香りに気分が高揚したことはないですか?

これはすべて香りによるブランディングの手法ですね。

実際に香りを取り入れることで集客や売り上げが大幅にアップしたという記事を読んだことがあります。

ブランディングとまではいかなくても、誰でもいい香りがする空間に好印象を抱くはずですよね。

企業やショツプが自身のブランディングのために独自の香りを開発して、香りによってお客さまの記憶にしっかりと留めてもらうような活動を
ブランド・セントと言い注目されています。



男は香りでパーソナルブランディングを固めよう!


本能に訴えかけ、感情や記憶に深く結びつく嗅覚。

無意識のレベルで人を惹きつけ、自分の存在を記憶させる香りの効果を個人でも利用しない手はないですよね。

パーソナルブランディングとは自分の魅力や強味がはっきりと周囲に伝わるように意識的に認知されるかたちを創り上げていくことです。

これは異性に好かれるためだけではなく、人生のあらゆる場面で人と関わる際に有効な手段になりますよね。

このパーソナルブランディングのための一つの手段としてぜひ香りを効果的に取り入れて自分らしさをアピールしたいものです。

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女性が本当に惹かれる匂いは自分に近しい香り

マスキュランな香水は自己満足の可能性あり

男性用、女性用の香水という垣根がなくなりユニセックスなタイプの香水が数多く発売されるようになりました。そんななかで男性的な香水とされている香りにはどのような特徴があるかを調べてみました。

ある調香師の方の著書によるとラストノートにオークモスなどのモス類が用いられていることが男性用の香水の特徴であり、これに対して女性用香水のラストノートにはバニラやムスクなどのまろやかな甘さを感じさせる香りが中心だと言います。

香水の歴史は繰り返されているようで男性的・女性的な香りを追求する時代の後にユニセックス系の香りが流行る、その後また男らしさや女らしさを表現した香りが受けるなどということが起こります。

今は男らしさを追求した香りが流行る時代ではないようです。
男らしさを前面に出したスタイルには女性が惹かれなくなっているような気がするのです。
なので男っぽさを強調する香水は自己満足に終わり、女性からは支持されないということになるかもしれません。
客観的な意見を取り入れながら香水選びをする必要がありますね。

ユニセックスな香りが支持される理由

マスキュランな香りが流行らずユニセックス系の香りが求められているということですが、ユニセックス系の香りとはどんな特徴があるのでしょうか?

以前、男女兼用香水といえばシトラス調の爽やかで軽い香りが流行りました。

今はもっと多彩な香りを男女兼用で使っていると思います

女性用の香りとして売り出されている香りが実は男性の愛用者が多い、男性用の香水として女性用の香水に使われることが多いローズをメインに使っているなど男女の香りの区別がなくなってきているようです。

何か特定の香りが男性用、女性用、ユニセックスというわけではなく、つける人によってイメージが変わるような柔軟さのある香り、軽やかで主張し過ぎない香りが支持されるようになったのだと思います。

男性も女性も自分にとって親しみのもてる香りに親近感を抱き、心地よさを感じるのです。

香らせ方が何よりも大切

どんな香水を選ぼうともつけ方がもっとも大切です。

香りは下から上へと立ち込めることを考えるとくるぶしや太もも、腰のあたりなど下方につけることが効果的です。強すぎる匂いは周囲の人を不快な気分にさせる恐れもあるので軽めを心がけましょう。

年齢的なニオイを気にしている方は香水でニオイを打ち消そうとするのではなく、自分の体臭と混ぜるようにしてオリジナルの匂いを創り上げるようなイメージでつけるとより自然で好感が持たれると思います。

【こちらの記事もどうぞ!】スーツの臭いを消したい男性へ!妻が選んだおすすめ消臭スプレー3選

男性におすすめのユニセックス系香水&ブランド

エルメス 庭シリーズ

『エルメス』の香水のなかでも特に人気の高い「庭シリーズ」は、ユニセックス系の香りとしてロングセラーを誇ります。

「地中海の庭」、「ナイルの庭」、「モンスーンの庭」、「屋根の上の庭」、「李氏の庭」の全5種を展開。

『エルメス』の専属調香師ジャン・クロード・エレナが手掛けた傑作揃い。日本で一番人気は「ナイルの庭」です。

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ジョーマローン ロンドン

英国初のラグジュアリーライフスタイルフレグランスとして日本でも10年ほど前から注目されています。

レディース用香水、メンズ用香水という区別はなくすべて男女兼用で使える香りとされています。

また、”フレグランス・コンバイニング”という2つの香りを混ぜてオリジナルの香りを創り上げるコンセプトを提案。

ナチュラルで上品な香りは男女ともに多くのファンに支持されています。男性に人気の香りは「ウッドセージ&シーソルトコロン」。

透明感のある落ち着いた香りです。

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ルラボ

2006年にニューヨークで誕生したフレグランスブランド「ルラボ」。

上質な香りと鮮度にこだわったフレグランスは男女兼用で使えます。

日本では東京・代官山に路面店を構え、店内のラボで注文を受けてから最終調香を行うという徹底したこだわり。

お洒落感度の高いクリエイターや著名人の顧客がたくさんいるようです。

男性におすすめの香りはウッディノートのオードパルファム「サンタル33」。
☞『ルラボ』公式HP

香りを侮ると未来はない!?デキる男性ほど身だしなみを構う

自分の魅力をしっかりとアピールして、女性を惹きつけるのはもちろん、仕事のシーンでもデキる男だと認めてもらうために香水を武器にするのは有効だと思います。

人は思っている以上に外見で印象を決めてしまうものです。

だからこそライバルに差をつけるためにも香り選びにこだわりたいですね。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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