こんにちは、risukoです。
香水好きのため、いろいろな香りを試しては友人・知人にアドバイス、おすすめ品などをブログで紹介しています。
そんな私ですが、最近フェロモン香水についてきかれて悩んでしまうことがありました。
それはズバリ、”フェロモン香水とモテ香水はどちらをつけた方がモテるのか？”という質問です。
実は私、30代の初めのころにフェロモン香水をこっそり試したことがあります。特に効果を感じられなかったのでそれっきり忘れていました。
結婚したいと考えていた彼と別れたばかりで、次を探そうと躍起になっていたころだと思います。
当然、フェロモン香水をつければすぐに彼氏ができるわけではありませんよね。
当時は効き目なしと判定を下し、さっさと他のアイテムを探しに出かけていまったのです。
でも、香りはとてもよく、香水として楽しめるものでしたよ。
あれから10数年、フェロモン香水は廃れていません。さまざまなメディアで紹介されています。リピートしている愛用者も多いようです。
おそらくまったく効果がないというわけではなさそうですね！というわけで、今回はフェロモン香水についてリサーチしてみました。
フェロモン香水は普通の香水とどう違うの？
まずはフェロモンについてみていきましょう。
哺乳類の一部（ネズミ、豚、鹿など）には性フェロモンが存在し、機能していることが確認されています。
しかしヒトについては本当に性フェロモンが存在し、機能しているかどうかは実証されていないという現状なのだとか。
哺乳類のフェロモンは鼻の中にある鋤鼻（じょび）器官で受容されて脳の視床下部へと伝達されます。視床下部は内分泌機能をコントロールする機能がありホルモン分泌をコントロール、性行動、感情など本能の中枢なのです。
ヒトに性フェロモンが存在するかについて実証されていない点は次の3つです。
①ヒトの性フェロモンは有力候補はあるが、特定はされていない。
②ヒトの鋤鼻（じょび）器官は進化の過程で退化してしまっているか、退化はしていなくとも機能が低い、または個人差が激しいということ。
③鋤鼻（じょび）器官と脳の伝達経路が不明。
しかし、研究者のあいだではさまざまな実験、研究からヒトにもフェロモンは存在するという現象が観察されているようなのです。
詳しくは参考ページをご覧ください。
ヒトフェロモンとして存在、機能が有力視されている成分は以下の3つです。
オスモフェリン…女性が排卵期に作り出されるというフェロモン。男性が嗅ぐと性的興奮を促すテストステロン値
が上昇すると言われています。
アンドロステノール…男性の体内で分泌され女性が嗅ぐと興奮作用を起こすと言われています。アポクリン汗腺から分泌される性ホルモン。
アンドロステノン…男女ともに汗に含まれる性ホルモン。男性のワキの下に多く分泌されると言われ、男性らしさを特徴づけています。女性は排卵期にこのニオイに対しての感度が高くなります。
テストステロン…男性ホルモンの一種。男性らしさや性欲に作用します。女性にも存在しますが少量です。
これらのフェロモン成分は無色・無臭です。フェロモン香水と言われる商品にはこれらのフェロモン成分を配合した上で好ましい香りづけをしているのが特徴です。
女性用のフェロモン香水には主にオスモフェリンが配合されています。正式名称はコピュリン。女性の排卵期に作り出される物質で、男性の性的興奮を促す効果が高いとされているのです。
一般的に言われる”モテ香水”は男性に好感を与える香りではありますが、このフェロモン成分は入っていません。
しかし香りによる刺激はダイレクトに大脳辺緑系へ伝達されると言われています。
この大脳辺縁系にはフェロモンが伝達される視床下部も含まれるためフェロモン成分が含まれていない香りであってもヒトの本能的な活動に刺激を与えることはできるのではないかと考えられています。
フェロモン香水には異性の性的興奮を促すフェロモン成分が配合されている。しかしその成分自体の存在、機能については有力とされながらも確証はされてはいない。
武蔵野ワークスにおい・香り環境学会誌
香水にはフェロモン成分は含まれていない。しかし香りも本能を司る脳の器官に伝達され、感情や記憶に働きかける。
フェロモン香水はどんな効果が期待できるの？
ヒトフェロモンの有力候補とされているオスモフェリン。
この成分が配合されている女性用フェロモン香水が多く発売されています。
オスモフェリンを嗅ぐと男性は性的興奮を促され相手の女性を魅力的に感じるようになるというのがフェロモン香水が狙う効果なのです。
フェロモン香水は本当に効果があるの?
フェロモン香水によって異性を惹きつけられるかどうかは、ヒトフェロモンが本当に存在して機能しているかどうかという問題になります。
上述したように次の3点において確証はできないということが気がかりですね。
①ヒトの性ホルモンは有力候補はあるが、特定はされていない。
②ヒトの鋤鼻（じょび）器官は進化の過程で退化してしまっているか、退化はしていなくとも機能が低い、または個人差が激しいということ。
③鋤鼻（じょび）器官と脳の伝達経路が不明。
しかし、さまざまな実験、研究によるとヒトフェロモンとして存在が有力視されている成分があります。
また、多くのフェロモン香水の使用者が商品を評価し、再購入していることを考えるとフェロモン香水にしかない効果があるのかもしれません。
フェロモン香水をつけていることで女性として自信をもつことで異性にモテるようになるなど、プラシーボ（偽薬）効果があるとも考えられてますね。
いづれにしても半信半疑でフェロモン香水を使うのでは効果は期待できません。
フェロモン香水のちからを借りて魅力的な女性になろうと思う気持ちが大切なのです。
人気のフェロモン香水TOP３～香りと成分比較～
リビドーロゼ
ベッド用香水とも言われる「リビドーロゼ」は累計30万本以上を売り上げる人気ナンバー1の女性用フェロモン香水。
フェロモン成分はオスモフェリンが配合されています。
フルティーベリーの可愛らしい香りから女性らしいフローラル調へ、ラストはイランイランとムスクの官能的な香りへと変化。
普通の香水としても魅惑的な香りです。
ベッド用香水ということで、ごく少量をうなじや太もも、脇腹などに塗ると穏やかな香りが漂い気分が盛り上がります。
普通の香水として愛用している人も多いようです。
トップ：フルーティベリー
ミドル：スズラン、ジャスミン
ラスト：イランイラン、ムスク
オスモフェリン配合
ジュテームH
カシスやピーチの可憐なトップノートからジャスミンの女性らしい香りが加わり、ラストはムスクの穏やかな甘さに包み込まれます。
オスモフェリン配合のフェロモン香水ですが、普通の香水として日常的に使うの場合も魅力的です。男性が好みそうな清潔感のある穏やかな香り。
トップ：カシス、ピーチ
ミドル：ジャスミン
ラスト：ムスク
オスモフェリン配合
【男性用】ボディセンス
➡【商品の詳細】ソシアがお届けする、練り香水「ボディセンス」
こちらは男性用のフェロモン香水。アンドロスタジェノンというフェロモン成分が配合されています。
このアンドロスタジェノンは男性のワキの下から女性の20倍もの量が分泌されると言われています。女性はこの物質によってポジティブな気分になるようなのです。
自身のもつフェロモン成分と重ね合わせながらより強力に女性を惹きつける男性専用のフェロモン香水です。
官能的なムスクの香りを放つ練り香水タイプなので、手首の内側や耳の後ろ、うなじなど香りやすい部位に塗り込むように使います。
パートナーにプレゼントしてみるものいいかもしれませんね。
フェロモン香水とモテ香水はどちらを選ぶ？
昼間はモテ香水、お風呂上りにフェロモン香水!?
フェロモン香水のフェロモン効果は確実というわけではありませんが、効果を感じている人もたくさんいるので否定はできないと思います。
何よりも人気のフェロモン香水は香りがいいのです！普通の香水として普段使いするにはコスパがいい、香りも穏やかです。
定番の香水や気に入っている香りがあるのならば、昼間は普通の香水を使い、お風呂上りにフェロモン香水をほのかに香らせるという使い分けがバランスいいと思います。もちろん、ここぞというときには昼からでも使ってください！
より魅力的な女性になるため、愛を深めるために使いたいフェロモン香水
ずっと気になっていたフェロモン香水。フェロモン成分は女性としての自信を高めるお守りのようなものと信じて使うとより魅力的になれるかもしれません。
男女の結びつきに香りは欠かせないないのですね、香水って奥深いです！
