こんにちは、risukoです。
美容好きの40代後半主婦です。美容記事を書く仕事などをしています。
最近、若い男性だけではなく40代、50代の男性も美容に熱心だというニュースを聞きました。
50代前半の私の夫もシミを取りたいとか、スキンケアコスメを注文したいとか言い出すようになってきたので、大きな変化が起きているのかなと感じているところです。
今回は男性美容、とりわけアラフィフ男性の美容事情について探ってみようと思います。
小学生の息子が脱毛広告を見て、全身ツルツルにしたい!って言ってたわ。
男性が脱毛するのも当たり前の時代だものね。美意識高い男性が増えるのは嬉しいことね!
アラフィフ男性の美容熱が高いらしい!?男がキレイになりたいワケは?
数カ月前にNHKの『首都圏情報ネタドリ!』という番組を夫婦で観ていました。
テーマは「沸騰!”ビューティマーケット”」、美容ブームについての特集です。
40代、50代、60代男性の美容熱の高さを紹介する内容がメインの番組でした。
「生徒にいい印象を」と化粧品を購入する60代男性教師。
「いつまでも仲良くいたいから」とヨガや断食の合宿にそろって参加する50代の夫婦。
さらに「意外な理由」から手術を受けるすし職人まで!
今、首都圏の男女問わずあらゆる世代で、「美しさ」を求める人々が増加、“美容市場”が過熱している。
手軽なコスメから人生の転機にもなる美容外科での手術まで。膨張する“ビューティーマーケット”をネタドリ!
若々しく、美しい男性は収入が高いらしい!?
番組内でも語られていましたが、外見の良さによって生涯年収に大きな違いが生まれるらしいのです。
接客業では外見の良さが好感度を生み、お客さまの信頼を得られるということが容易に想像できますよね。
企業の採用にあたっても清潔感があり、若々しい男性の方が内定率が上るはずです。
もはや男性も中身だけで勝負ではなく、外見に磨きをかけることが必須の時代になってきたのかもしれません。
男性社員に美容手当を支給する会社もあるのだそうです。
中高年の男性が美容に精を出すのにも頷けますよね。
番組を観ていた50代前半の私の夫も、完全に同意していました。
若々しく、小ぎれいな男性の方が能力が高いと評価される、周囲から好感と信頼をもたれるのだとか。
また、見た目に自信がもてるようになることで、前向きに、より精力的に仕事に没頭できるのだそうです。
そういうわけで、男性コスメコーナーを設けている百貨店やレーザーでシミ取りをしてくれるサロンについて調べ始めていました。
全身脱毛、スキンケア、香水、メイクが当たり前の世の中になる!?
小学生の息子はバレエを習っているいるので、発表会では舞台メイクをします。
観に来てくれた同級生から”男なのにメイクしてる”と笑われないか心配していたのは、母親だけでした。
今の男の子たちは男がメイクしたり、着飾ること、いい香りがすることはぜんぜん特別なことではないのですね!
逆に外見に構わない男性にとっては厳しい世界になってきているといえます。
もちろん、女性もそうですね。
ときどき疲れることもありますが、キレイにすることが他者への思いやりだったり、仲良くしたいという意志表示だったりすると考えれば、美容もコミュニケーションルーツの一つだと言えそうです。
アラフィフ世代の私たちも前向きに取り入れてみんなにモテましょうよ。
美容初心者の男性は3つのお手入れから始めよう!
美容熱を発熱したアラフィフ男性のなかには、今まで外見に気をつかってこなかったという人もいるかと思います。
美容に関して少しだけ先輩の私から3つの基本的なお手入れを提案させてもらいますね。
美容の目的は清潔感=好感を上げること
美容に力を入れて何をしたいのかというと、清潔感を出したいのだと思います。
男性も女性も、加齢によって少しずつ清潔感を失っていくものです。
この清潔感はその人の好感度を上げたり、下げたりしてしまいます。
近づきたい、そばにいて心地いいと思わせる外見の第一要素が清潔感なのです。
清潔感をだすことが目的ということをふまえて、3つの基本的なお手入れをみていきましょう。
【男性美容】基本のお手入れ①スキンケア
肌のお手入れの基本はきちんと洗顔をして汚れを落としてから、化粧水、乳液で保湿をすることです。
皮脂分泌が活発な男性には男性化粧品が適しています。
ベタつかずさらっとした質感の化粧水とクリームをつけておくだけで十分だと思います。
紫外線は肌の老化を加速させるので、日中は日焼け止めを塗るのも効果的ですね。
ただ、今までスキンケアをほとんどしてこなかった男性にとって何品も化粧品を使いこなすことは面倒だと思います。
最初はオールインワンタイプの化粧水などを使ってスキンケア習慣をつけることから始めてはいかがでしょうか。
【男性美容】基本のお手入れ②ニオイケア
加齢臭
アラフィフ世代は加齢臭が気になるかと思います。
加齢臭とは人間が年を重ねていくにつれて発するようになる中高年特有のニオイのことです。
この中高年特有のニオイについて詳しく研究を重ね、加齢臭の存在、仕組み明らかにしたのが日本の大手化粧品メーカー・資生堂です。
加齢臭の仕組みをみていきましょう。
人の皮膚には肌にうるおいを保つために皮脂腺があり皮脂を分泌しています。
年齢が高くなるについてこの皮脂腺内にパルミトオレイン酸(9-ヘキサデセン酸)と呼ばれる脂肪酸が増え始めます。同じく過酸化脂質という物質も増えていきます。
このパルミトオレイン酸と過酸化脂質が合わさり分解、酸化されていく過程で発生する物質が加齢臭の元である「ノネラール」です。
1999年に資生堂はこの「ノネラール」の仕組みを解明して命名したのです。
参考:資生堂研究資料</a 加齢臭は汗臭いニオイやたんぱく質っぽいニオイとは異なりちょっと古びたかんじのニオイがするものです。
古い本のニオイ、ロウソクのニオイ、古い油のニオイ、青臭いチーズのニオイなどと表現されることが多いようです。
汗臭い、男臭いニオイではなくて古びたニオイというのが、ちょっと悲しいですよね。
加齢臭は皮脂の分泌に深く関わっていることから、皮脂分泌が盛んな部分から臭うと言われています。
■頭
■耳まわり
■首の後ろ
■胸もと
■背中
■脇
なかでも頭皮は皮脂腺が集中する場所。
よく「枕に加齢臭が染みついてしまう」と悩む方が多いようですが、寝ているあいだにも頭皮や首の後ろからニオイが発生しているのですね。
ニオイポイントをしっかりと洗って、デオドラント剤をつけること、皮脂分泌を活発にさせる脂っこいものやジャンクフードなどはできるだけ控えることもニオイ予防になります。
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接客業の方は普段摂る食事内容から気をつけているといいますが、その他の職業の方も特に40代以降口臭対策が必須だと思います。
口臭の原因は虫歯や歯周病など口腔内の状態によることが多いといいます。
定期的に歯科医を受診して検査をしてもらうことが大切ですね。
セルフケアとしては、歯磨きをきちんと行い汚れを取る、歯周病予防をする、人と会う予定の日にはニオイの強い食事を摂らない、水分を摂り口の中が乾燥した状態にならないようにする、口臭予防アイテムを使うなどがあります。
外出先で歯磨きができない場合にはマウスウォッシュや口臭予防のタブレットなどを利用するといいですよ。
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体臭
加齢臭とは別に汗や皮脂のニオイにも気を使いましょう。
気にし過ぎはよくありませんが、シャワーを浴びる、デオドラント剤を使用する、下着をこまめに替えるなどのケアは必要です。
足のニオイにも要注意です。
ニオイケアを入念に行ってから軽めの香水でさりげなく香らせると完璧ですね。
【男性美容】基本のお手入れ③ヘアケア
育毛剤を使用しているアラフィフ男性も多いと思います。
アラフィフ男性のヘアケアは地肌を整えて育毛することと、頭皮のニオイを抑えることが大切です。
スカルプケアシャンプーと育毛剤で毎日コツコツお手入れすることが大切です。
オーラルケア、ハンドケア、ボディケアも効果的!
美意識の高いは男性は歯列矯正やホワイトニング、ハンドケアやボディケアにも精を出しています。
引き締まった体の方がお洒落なスーツを着こなせますよね。
まずは無理せずに基本のお手入れを継続して、徐々にその他の美容にも投資していきましょう。
アラフィフ男性は美容でもっと魅力的になれる!
男性の美容熱が高まってきているといっても、まだまだ見た目を気にしない男性がほとんどだと思います。
なので、少しでも美容に関心のある男性はいち早く取り入れて周囲に大きく差をつけてしまいましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。