日々のイライラの種、その正体とは?

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こんにちは、risukoです。
小学生の子ども2人を育てている主婦です。
このブログのキャッチフレーズは「心地よい日々を過ごしたい!」です。
本当に毎日毎日この言葉を自分自身に言い聞かせて過ごしています。
そう、実現できていないからなのです。
子育てが始まってからというものイライラしていない日はないというくらい
毎日イライラして過ごしています。おそらくこのイライラを完全になくすことは
不可能かと思われます。でも、もう少し軽減することくらいはできるのではないかと思い、
自分の抱えるイライラに対して真剣に向き合い考えてみました。
個人的な考察ですが、「ふうん、そんな考え方もあるかもね」くらいに読んでいただけたら嬉しいです!

目次

イライラの種は自分のなかから見つけ出す!

私の毎日のイライラはこんな具合に始まります。
朝、子どもたちがなかなか起きない。朝ごはんを早く食べない。さっさと支度をしない。
洗面所を使いたいのに夫が占有している。遅刻するのではないかと心配になる。
リビングがぐちゃぐちゃに散らかっている。洗濯物が干し終わっていない、などなど。

どこの家庭でも同じような朝のバタバタかもしれませんね。
こんな調子で一日がスタートして、日中一人で家事や仕事をしているときは
落ち着いています。そしてまた午後に子どもたちが帰宅すると
徐々にイライラが募ってきて、夕食前後には爆発します!
怒鳴り散らすこともよくあります。きつい言葉で子どもを泣かしてしまう日もあります。
夫と罵り合う大喧嘩へ発展してしまうことも時々あります。

私のイライラって子どもと夫が原因なの?
じゃあ、家族がいなければイライラしないで快適に生きられる?
あるとき、ふと考えました。
イライラの種は自分のなかにあるのではないか、深く掘り起こして探してみようと。

イライラするときはどんな状況なのかを観察、記録する

日々の記録をつけることにしました。記録と言っても手帳にさっとメモする程度の
簡単なものです。イライラしたときの時間帯や寒いか暑いかなど、天気、空腹状況、
健康状態など。女性は生理周期によって心の状態も変化するようなので
生理周期も記録しました。どんなことに対してイライラしたか、その怒りはどのくらいで
収まったか、どうしたら収まったかなど。

イライラして子どもを叱りつけているときにメモするなんてできないというときは
少し時間が経ってから振り返って記録します。
2ヵ月くらいは続けました。毎日必ずというわけではなく、できる限りの範囲ですが。
すると見えてきました!ある傾向が。

自分のことを冷静に分析すること自体がイライラを抑える効果があるようですし、
思った以上に得るものがあったのです。

見えてきたイライラの原因

2ヵ月くらい記録をつけるとイライラするときの状況にいくつかの共通点があることに
気づいたのです。これは子どもが言うことをきかないとか、夫が手伝わないとかではありませんでした。
以下がイライラを引き起こす要因です。
■部屋が散らかっている
■時間に余裕がない
■天気が悪い
■睡眠不足でだるい
■生理中で眠気がひどい

子どもが言うことをきかなかったり、夫が何もしてくれないときでも
イライラしないで比較的穏やかな気分の日がありましたが、
そんなときは上の5つがどれも当てはまらない日なのです。
これには驚きました。”最大の未知は自分自身”と言われますが、
本当に自分のことってわかっていないのですね。
この5つが主なイライラの種なのならば、それぞれに対策を立てればいいだけですもの。
このことが分かっているだけでもずいぶん心が軽くなります。

心がささくれ立つ忙しなさと乱雑さ

私にとってイライラを引き起こす特別大きな要因は
「部屋が散らかっている」ことと「時間に余裕がない」ことでした。
こんなありきたりなことでイライラして子どもに当たってしまってしたの?と
自分が情けなくなってしまいましたが、とても重要なことなのだと気づきました。

「割れ窓理論」と「神学生の良心」を読んで

自分のイライラについて考えている頃、ある本を読み返しました。
「急に売れ始めるにはワケがある」 マルコム・グラッドウェル著
イライラについての自己分析とはまったく関係ないのですが、
好きな著者の本なので何気なく読んでいました。
「割れ窓理論」
これは有名はお話なのでご存知だと思います。
割れたまま修理されていない窓がきっかけで無法状態の雰囲気が辺り一帯に伝わり
犯罪が増えるということです。割れ窓と同等に、落書きや、風紀の乱れが
深刻な犯罪の呼び水になるという犯罪学者の分析が紹介されていました。

この「割れ窓理論」はかなり強引ではありますが、部屋が散らかっていて心が荒れ、
怒りっぽくなるということにつながりますよね。
バッグの中身が整理整頓されていなかったり、机の上が片付いていないと頭の中も整理されていないと
言われるように、部屋が乱雑になっていると心も荒れて、冷静な思考もできなくなってしまいます。
「神学生の良心」
これは信仰をもつ神学生に行った実験についてです。
困った人を助けるかどうかという行動の方向性は
その人が抱いている確信よりも物事の背景が影響するという結果が示されていました。
どういうことかというと時間に余裕があるグループは困った人を助けたが、
時間に余裕がないグループでは、慈悲の精神をもつ神学生であっても
困った人に手を差し伸べる人が圧倒的に少なかったという実験結果が紹介されていたのです。

時間に余裕がないことが、無慈悲で自己中心的な傾向を強めるということなのですね。
私にとってはこの「時間の余裕のなさ」がもっとも影響が大きいように思います。
忙しいとは心をなくすと書きますが、本当に心ない言葉を家族にぶつけてしまうことが多いのです。

イライラの種のひとつひとつに対処法を見つける

イライラする原因がわかったらそれぞれに対処法を考えればいいのです!
■部屋が散らかっている→完璧に片付けるのはストレスになるので
自分の許容範囲を超えない程度にはしておく(家事のなかでリビングの片づけの優先順位を上げる、
他の家事はやらなくてもOK!)

■時間に余裕がない…早め早めに行動する、早く起きる、起こす
■天気が悪い…どうしようもないのであきらめる、レイングッズを新調する
■睡眠不足でだるい…睡眠時間を確保するために他のことは犠牲にする
■生理中で眠気がひどい…仮眠をする、生理痛薬は早めに飲む
リビングの片づけと時間に余裕をもつことだけは優先順位を上げて取り組みました。
他のことは無理せずにできる範囲で自分を甘やかしてあげます。

自分のイライラに向き合うことで毎日は変わる!

まったくイライラしないわけではありません。でもイライラの種は何かを突き止めて
ひとつひとつ対処していったことでどうしようもない、
抑えられないイライラはなくなったように思えます。
何よりも自分の感情を自分自身でコントロールできているという感覚が
心地よく、自信をもって毎日を過ごすことができるようになったと思います。

人それぞれイライラするポイントは違うと思いますが、
じっくり観察して書き出してみる、ひとつひとつの対処法を考えることで
より快適な毎日が送れるようになると思いますよ。

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